今回は、自己愛性人格障害者がどんな時にどんな憤怒の仕方をするのかを解説します。
事前に自己愛性人格障害者の憤怒の仕方を知っておく事で、いざそうなった時にあわてず対処ができるようになります。
自己愛性人格障害者が憤怒した時の特徴
自分より立場の弱い人間に対しては容赦なく罵声を浴びせる
あなたは小さい頃に親から「弱い物いじめをするな」と教えられたと思います。
しかし、自己愛性人格障害者は自分より立場が上(強い)の人に対しては、媚びるという特徴がありますので、結果的に「弱い物いじめ」をしてしまいます。
しかもタチが悪いのが自分より立場が弱い(女性や子供も関係ありません)と分かった瞬間に豹変して、デカイ声と爬虫類のような顔で威圧してきます。
自己愛性人格障害者が憤怒する理由
他人が自分の思い通りに動かない時
自己愛性人格障害者は、自分は特別で自分の思っている事がすべて正しい!
だからお前達賞賛しろ!と思っています。
ですから、自分が思っている事に共感や賞賛をしなかったりすると「なめられてる」、
「自分はいじめにあっている」などと自己解釈して自分自身を守るために憤怒します。
例)自慢話に共感や賞賛をしない時、会議で自分の意見が採用されない時
自分の意見に対して批判や反対意見が出た時など
痛い所を突かれ恥をかかされたと感じた時
自己愛性人格障害者は人の事を「こんな人間だ」と中身を知りもしないのに決めつけて言ってきたりしますが、逆に自分が気にしている事やコンプレックスだと感じる事を指摘された時など、恥をかかされたと思った時、そんな自分を見たくないし他人にも見せたくないという気持ちになって憤怒します。
また、普通に打合せをしている時でも自己愛性人格障害者が発言した内容の矛盾点などを突くと論点をすり替えて憤怒します。
例)普段誇張して話している内容の矛盾点を突いた時、自己愛性人格障害者が気にしている事を言って
しまった時など
自己愛性人格障害者が憤怒してきた時の対処法
彼らは計算してとか理性が働くなどが一切ありません。
「本能」で憤怒してきますので動物と同じだと考えましょう。
そして彼らの狙いは、
「威圧」して屈服させ→支配関係(王様と奴隷の関係)に持ち込む事です。
ですから、威圧してきたらこちらも威圧し返しましょう。
例えば、逆切れなどは有効ですし、ちょっとそれは難しいという人は、自己愛の目をずっと睨み返すでも効果はあると思います。
また、関係を一切断つということもいいでしょう。
それも難しいという人は、決して1人で抱え込まず周りの人に話す事です。
話す事で心がスッキリする場合もあります。
自己愛性人格障害者に悩んでいる人は参考にしてください。