今回は自己愛性人格障害者がモノを頼む時の心理について紹介していきます。
表面上平身低頭で頼んできても、逆に高圧的に頼んできても本質は同じ事を
思っていると感じます。
そのあたりを毎度登場する自己愛社長を使って検証していきます。
自己愛性人格障害者が他人に対して思っている事
・自分は他人と違い特別な存在
→だから自分の利益のために他人が働くのは当然だし利用してもよい
何かをやってもらっても感謝しない。なぜなら自分の利益のために
人が動くのは当然だと思っている。
・表面上の他人への評価は自分にどれだけ貢献したかで決める
→貢献する人間は使える人。使えない人間は無価値で存在価値がない
大きく分けるとこの2つを必ず心の中で思っています。
では具体的にどんな手法や言い方をして、人を利用しているのでしょう?
ここでは自己愛社長の口癖と合わせて紹介しています。
自己愛社長がモノを頼む時に取る行動パターン
・同情を求めてモノを頼んでくる
自己愛社長の頼み方
「このままいくとみんなに迷惑をかけるから手伝ってほしい」
→そもそも、自分がギリギリまで何もしなかったのが原因です。
しかもこの言葉のミソはやってほしいではなく手伝ってほしいと
言ってくるところです。結局は全部丸投げしてきます。
・他人の悪口や立場を落としてモノを頼んでくる
自己愛社長の頼み方
「あいつはムカツクから仕事したくないからお願いしたい」
「あいつはもう俺の仕事を手伝いたくないと言ってたからお願いしたい」
→これも、弱みを見せず自分の立場を維持するためによく言ってきます。
下の言葉はあたかも自分は被害者のように言ってきますが、実は自己愛社長の
妄想です。これを言った本人は一言も手伝いたくないと言っていません。
・強引な論理を貫きモノを頼んでくる
自己愛社長の頼み方(これは私が独立して1年目の話です)
「おまえも確定申告するのであれば経理覚えておいた方がいいから
これやった方がいい。」
→この時、私は経理に対して無知で勉強になるならで引き受けたが実際の内容を
フタを開けてみたら、ただ伝票に合わせてExcelに入力するだけ。
勘定科目別に仕分ける方法すら教えてくれませんでした。
という事は上の言葉はモロに自己愛社長の利益のためにタダ働きさせられてた
事が分かります。
なぜ、このような行動を取るのか?
原因は、人に依存しないと自分が保てないからです。
自己愛社長は自分に能力がない(仕事ができない)のを自覚しています。
※心の中でです。能力がない事を指摘すると敵認定されるのでご注意下さい。
そして常に「自分に得するもしくは利益を与えてくれる人間」を探し出す
能力を研鑽しています。使えそうと思った人間に依存し自分との境界線を
無くし、自分が思っている事はアイツも思っているとなります。
そうしているうちにいつのまにか支配関係の完成です。
そしてモノを頼んできます。
そこで断りでもしようものなら敵認定→攻撃体制にはいります。
逆に、モノゴトをこちらから頼んでも、自分に得にならない事はあっさり
断るか、うやむやにしてなかった事にします。
自己愛社長の名言
「俺は自分で仕事をしようと思わない。できる奴を探してそいつに
やらせて、紹介料をもらう。それが自分にとってリスクがなく
一番いい方法だ!」
その結果取引していた人達の大多数が、この人に利用されていると
気付き自己愛社長の元から去っていくのでした。
いかがでしょうか?モノを頼む時ですら、人を見下している自己愛です。
関わらないようにするには、早い段階で手足にならない事をはっきりと
意思表示しましょう。
そうしないと、利用されるだけされて心身共に疲れ切ってしまいます。
身近に自己愛性人格障害者がいる方は、参考にしてください。