今回は、私の知人(以下、Jタゲ)がセミナーに参加した先のコンサルタントが実は自己愛性人格障害者だという話です。
困っている人の問題解決や、役に立つ情報を提供すべきコンサルタントがセミナーでの教える先生という立場を利用し欲望が剝き出しになっている様子をストーリー形式で紹介していきます。
こういったコンサルタントのセミナーに、お金を出して参加しても何も得るものはありません。
なぜなら、あなたにとって有益な情報は出してくれません。
「情報は有料だ!」とばかりに、お金を払わないと情報提供してくれないからです。
そうならないように、記事をご参考にしていただければ幸いです。
獲物を狙う爬虫類のような眼をしているコンサルタント
ある日のJタゲは頭を抱えていた。
なぜなら、建築業の父より丸投げの状態で「チラシを作れ!」と命じられたからである。
といいつつもノウハウや経験が無いため、以前チラシ作りの内容が書いている本に紹介されていた
コンサルタント(以下、自己愛J)のセミナーを受けに行った。
ちなみにセミナー内容は終始、本に書かれていることをなぞっているだけであった。
Jタゲは「なんだ。本の内容をそのまま喋ってるだけやんけ!」と思ったが、少人数セミナーの為、
存在が浮くのを恐れ、借りてきた猫のように終始黙っていた。
約2時間のセミナーの中で、自己愛Jの話は何も面白みがなく役に立つ内容でなかった為、
Jタゲは眠気が襲ってきたが、あくびを我慢していた。
なぜなら、たまに自己愛Jと目が合うのだが、まるで獲物を狙う爬虫類のような気持ち悪い目で、
じーっと見つめるからだ。
Jタゲはこの時より何か自己愛Jに得体の知れない気持ち悪さと怪しさを感じていたが、
まだこの時は正体を掴めていなかった。
態度が急変し、しゃべり始めた自己愛J
なんとかあくびを2時間我慢しセミナーが終了に近づいた頃、自己愛Jはちらっと時計を見た。
そして時間がない!というような顔をして、急に話題を変え早口でしゃべり始めた。
「みなさんが、このセミナーに参加されているという事実は自分でやりたかったが、結局できなかった方々ということになります。」
「ということは、ここで分かったつもりになっても結局何もせずに時間だけが過ぎ、結局何もしないまま成果も出ないでしょう!」
「つまり、一人では何も出来ないということが確定しているのです。」
「ですから、私のようなコンサルタントに相談をするべきです。そうです、そうしなさい!」
そして、Jタゲは思わず目を背けうつむいた。
なぜなら、自己愛Jから気持ち悪いくらいロックオンされているのを気づいたからだ。
自分の話す事しか頭になく 、ずっ~としゃべり続ける自己愛J
そして間髪入れず、自己愛Jはまくし立てた。
「私は今まで自己啓発からマーケティング、経営にかかわる事に300万以上投資してきました。」
「このノウハウをすべて詰め込んだ、あなたをスターにする戦略講座を特別にご案内します。」
「本来最低でも200万以上するこの講座ですが、今回特別に80万でOKです。」
会場を借りている時間が迫ってきて延長料金を払うのが嫌なのか?
自己愛Jは焦りながら続けた。
「明日の23:59までに申し込み頂いた方には特別に10万円お値引きします。」
ロックオンされているJタゲは怖くなり目を背けた。
そして、なんとか必要でない商品を売られることから逃げたJタゲだった。
しかし、この後自己愛Jに数ヶ月にわたり悩まされることになる。
次回予告・・・SNSによる監視、そして侵入。
ストーカーの如くまとわりつく自己愛Jとそこから逃げるJタゲとのやりとりをご案内します。