自己愛性人格障害者との長い戦い

実体験から得た自己愛性人格障害者への対処法やお役立ち情報をご紹介します。

自己愛性人格障害者が持つ仕事の価値観とは?

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今回は自己愛性人格障害者の仕事の価値観を解説していきます。

結論を先に書くと、自己愛の特徴である「人に賞賛されたい」、「失敗したら人のせい、成功したら自分の手柄」などが顕著に現れます。

結局は、10代の子が「芸能界に入りたい」、「テレビや雑誌に出たい」と同じ感覚で仕事をします。

それでは、今回も自己愛社長の普段の行動と照らし合わせながら書いていきます。

自己愛社長が行う仕事の価値観

他人に対して話を盛れて自慢できる派手な仕事を好んでする

なぜなら賞賛して欲しい、すごいと言われたいという思いが心の中にあるからです。

さらに社会貢献活動などには表面的に参加し、黙っていればいいのに、参加する事を大々的に他人へアピールする傾向があります。

地道にコツコツができず、目立たない仕事はしない 

なぜなら、自分の得にならない仕事や対外的にアピールできない仕事は近くにいる支配関係を結んでいる奴隷に押しつけられるからです。

瞬間的には優秀な人材っぽく見えますが立ち上げた仕事が長続きしないのはこのためです。

他人の手柄を横取りしていく

10あるうち、1しか関わっていないのに実績として話す時は全部自分がやった事になっている。

これは著者の私が同行した打合せでも頻繁にお目にかかりました。

実際横で聞くと引いてしまいます。

大人数のプロジェクトでは人間関係をかき乱す

常に賞賛してほしい、すごいと言ってほしいと思っているので自分の立場を作るために、その場にいない人の陰口を叩きます。

そして、陰口を聞いている人には自分が一番の味方と刷り込み取り込んでいきます。

結果、そのプロジェクトは自己愛社長の思い通りになりますが他のメンバーに見透かされ人が離れていきプロジェクト自体の存続ができなくなり消滅の道を辿ります。

上手くいってる時は自分のおかげで思い通りにいかなくなると梯子を外す

仕事で上手くいってる場合は自分のおかげと周りに吹聴します。(実績も盛り放題です。)

しかしうまくいかなくなると、梯子を外し、その仕事自体がなかった事になっています。

上手くいってる時は散々自慢するのに、上手くいかなくなるとその事には一切触れなくなり、進み具合どうですかと聞くと人の責任にして撤退せざるをえなかったという自己愛独自の物語(ストーリー)を語り始めます。

まとめ

自己愛と一緒に仕事をするには5つの注意点があります。

・事務作業や目立たない仕事はすべてなすりつけられる可能性が大だという事

・実績や手柄は全部持っていかれる覚悟を最初に持つ事

・失敗したら責任を被せられる可能性が大だという事

・自分のいない所で悪口を言われる覚悟を持つ事

・自己愛が得しないと感じたら梯子を外してくるのでその備えを想定する事

みなさんも自己愛性人格障害者と仕事をする時は十分気を付けましょう!