今回は、つい最近著者の私と自己愛性人格障害者との交渉現場で活用した
ノウハウを事例として紹介します。
この話は自己愛性人格障害者にお困りなあなたにも役立つ内容だと思います。
【登場人物】
・自己愛性要介護社長
毎度おなじみの自己愛社長です。今回は自分がビジネスで支払うお金を削減させ
ようと企み、著者の私を呼び出してきました。今回も毎度毎度傾向が自己愛の
マニュアル通りでワンパターンな人間だなと感じました。
・自己愛被害対策チーム「TEAM Y]事務局長(著者の私)
この交渉に日頃自己愛を観察して蓄積されているノウハウをフル活用し「TEAM Y]
の看板を汚さないようにと思い、不退転の決意で交渉の現場に臨んでいます。
【プロローグ】
それは今から2週間前の事でした。ある日、自己愛性要介護社長に呼び出され
打合せをしているときに「今年の俺とお前の関わり方を決めたい」と抽象的な
事を言ってきたので、ハッキリ言えよ!と思いつつわざと「関わり方とはお金ですか?」と聞いたら「まぁ、そうだ!」と言ってきました。
※まぁとはなんだと聞き返したくなりましたが、人の心が分からない自己愛
なのでそこはグッと堪えました。
それで次回、自己愛性要介護社長に今年手伝う仕事の見積を提出する事になりました。
私は、短絡的にしか物事を判断しないという自己愛の特徴を掴んでいましたので
見積だけをストレートに出したら、必ず逆上して一瞬にして敵認定+攻撃を仕掛け
てくると容易に予測できたので対策を3つ決めました。
【交渉に向けての準備と心構え】
1.昨年1年間に自己愛性要介護社長が、私に支払った金額の実績を交渉現場で
提示してから見積金額を伝える
→自己愛は短絡的に物事を判断するという特性を利用し、交渉現場に昨年度の
自己愛性要介護社長が私に支払った実績を見せる事にしました。
なぜなら、その実績をベースにして金額を判断し始めるので見積金額に
対しての突っ込みを減らすためです。
(心理学でいうアンカリング効果です。自己愛はこれにモロにはまります。)
ぶっちゃけ値切られるのを見越して、金額は吹っかけて作成しています。
2.賞賛してから自分の意見を言う
→自己愛は自分が特別な存在で賞賛して欲しいと常に思っています。
実は最近、自己愛性要介護社長が誰からも相手にされていない事を私は把握
していました。それを利用して交渉を有利な方へ持っていこうと考えました。
3.共依存はしないと誓う
→自己愛に苦しめられ続ける人(自分も昔そうでした)の特徴は、自己愛の
わがままや言いがかりを受け入れてしまう事です。
そうすると、どんどん自己愛は調子にのって無茶な要求をしてくるように
なります。そこで私はハッキリと心に誓いました。
共依存はしない!自分がやりたくない事や嫌な事はハッキリ断ると。
実際その雰囲気を感じてか交渉現場では自己愛は面白い挙動を見せます。
本日はここまで!次回はとうとう自己愛とのゴングが打ち鳴らされます。
さぁ、上手く交渉は進んだのでしょうか? To Be Continued !