以前にも書いている記事の中で、自己愛性人格障害者は都合の悪い事を忘れていたり、自分の都合のいいように書き換えられていると紹介していますが、なぜそうなるのでしょう?
今回はそこに焦点をあててクローズアップしていきます。
自己愛性人格障害者が簡単に物事を忘れる・書き換える大きな原因
1.言い訳できない位、正論をぶつけても自分の非が認められない
→非を認められないから現実逃避して自分の都合の良い方向に解釈する
2.他人を攻撃した事(ひどい事を言った、行いをした)は、いとも簡単に
忘れるが、自分が攻撃された事はいつまでも覚えている
→自分中心なので相手が何をしたら傷つくかが理解できていません。
つまり、相手の立場に立って物事を考えられないということです。
例)自己愛の男性が女性に暴力をふるっても忘れていて、何か月したら
逆に女性から暴力をふるわれているなどと平気で言ってくる。
3.共感力がない(簡単にいうと、まわりの空気が読めない。)
→人の事や話に興味がない。自分が言った事が正しいと思っているので
自己愛性人格障害者にとって都合の良い記憶に書き換えられる。
つまり、自己愛性人格障害者の記憶ほど信憑性のないものはありません!
自己愛性人格障害者が記憶をすり替えないようにする対処法
自己愛性人格障害者が言ってくる過去の事は、自己愛の都合の良いように
書き換えられている可能性が大です。まずは、信じないようにしましょう。
あと、自己愛性人格障害者と一緒に何かを行った場合は記録を残しましょう。
スマホなら録音機能があるので、こっそり録音しましょう。
間違えても「今から録音します」と自己愛に伝えてはいけません。
なぜなら、「なぜ、録音するんだ?」から始まり、あなたを敵認定して
攻撃が始まります。自己愛と揉めた際の証拠づくりですのでこっそり容赦なく
録音してください。
なお、ノートに書くのも手ですが自己愛と揉めた時に「この内容はおまえが
ねつ造している。俺はそんな事を言った覚えはない」といった、物凄い理屈を
こねてくるのを経験した話を聞いた事があるので保険にとどめておきましょう。
1に録音、2に写真を撮るで自己愛に言い訳をさせない環境づくりを心掛けましょう。
自己愛性人格障害者を甘く見ていると想像を絶するほどの記憶のすり替えを行ったりします。
そのことを常に肝に銘じて接してください。
自己愛性人格障害者に困っている人が、この記事を読んで少しでも問題解決のきっかけ
につながれば幸いです。